イオリン手記

Stay Gold, Ponyboy.

泣いてしまうほど

最近、コブクロが桜を歌っているライブ映像をよく見ています。 僕にとって、「歌っている途中で泣いてしまう」というのは憧れです。 僕には、「自分がやってきたことで思わず泣いてしまう」という経験がないからです。 それどころか、僕は滅多に泣きません。 感動して泣きそうになることはいくらかありますが、 そこから思わず泣いてしまうところまで行き着くことができません。 そんな僕にとって、 「精一杯やってきて、その思いが溢れて耐え切れず泣いてしまう」 という状況は、人生の目標でもあります。 「自分が熱意を注げて、その結果泣いてしまう」ようなことをやりたいのです。 今のところ、それがなんなのかはまだ見つかっていません。 そんな簡単に見つかるものではないのだと思います。 もしかしたら、泣いてしまったその瞬間になって気付くのかもしれませんね。 それでも、泣けないことには大きなコンプレックスを抱いてしまいます。 「嬉しくて」「悔しくて」「悲しくて」など、色々な要因で人は泣きますが、 泣いたことない僕は、そういう感情をあまり感じれないのかな、などと思います。 何かを精一杯頑張って、その結果涙を流したことある人は、 それを大切に、誇りをもって生きていけば良いと思います。 人が泣く姿は本当に素晴らしいものだと思います。
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