イオリン手記

Stay Gold, Ponyboy.

将来についてすこし。

いよいよ12月にもなり、僕も就職活動を本格的に開始しました。 毎日、大量の就活に関するメールを受け取っているので、嫌でも就活モードになりました(笑)。逆にそれまでほとんど就活してなかったので、みんなよりも出遅れたスタートになっていると思います。 ここで、将来についてすこし。多分、長くなります(笑)。 僕は最近、色々な学生団体に顔を出し、色々なアツイ人たち、ぱわふるな人たちと接しています。 彼等は多種多様な人生を送っています。決して、「マトモな学生」ではない___というかほとんどそうじゃないですね。それでも、様々な角度で学生生活を全うし、みんな学生生活を楽しんでいます。 そんな彼等と接すると、僕もマトモな生き方とはズレた、面白い生き方をしてみたくなります。 僕は今までマトモに講義を受け、マトモに単位を取得し、マトモに研究活動をしてきました。そして今、マトモに就職活動をしようとしています。ウチの学科のステレオタイプだと思います。 希望職種もSE、SIerと呼ばれるようなところで、おおよそウチの学科、研究室に多く見られるモノです。ここに関して、僕は今までそんな冒険心は見せていません。 と、いうのも、僕の将来の夢が、平たく言えば「幸せな家庭」だからなのです。今、頑張って研究活動するのも、就職活動して将来、頑張って仕事をするのも、全てその「幸せな家庭」を得たいがためなのです。 大学2回生の頃、友人の女の子からこんな話を聞きました。
金があればいいってわけじゃないけど、 性格がどんなによくて、自分がどんなにその人にことを好きでも、 経済力がないなら結婚となると私は考えると思うよ。 もし相手がそんな人だったら、私なら結婚はしない。 ずっと恋人のまんまだね。 「結婚」とはそういうもん。 女の子は昔から、親にそう教え込まれて育っているんだよ。 「恋愛」と「結婚」は全然別。 経済力がないのにプロポーズなんてしたら、この人何言ってるの状態。笑 逆に言えば、女の子にとって結婚はそれだけ重要なのです。
恋人として付き合うなら、好きか嫌いかで話は終わる。 でも結婚するなら、そうはいかない。お金の話も絡む。 「この人と一緒に、将来暮らしていけるか」 「この人は、自分の子どもを養うことができるか」 とか考えないと行けない。 結婚する、ということは、自分の人生をその人に半分預けるということ。 好きとか愛しているとかじゃなく、生きていけるか。 そのための金をちゃんと稼いでくれるか。とかも考えなきゃ。 女の子は母にそんなことを教え込まれてるもんだよ。
ちょっと長くなったけど、こんなことを言われました。正直、その女の子が「結婚」ということをここまで考えているなんて思わなくて(笑)、当時は凄いビックリしました。「女の子ってかしこいなぁ」と思いましたね。 このことを聞いてから、僕は、「しっかりとお金を稼げないと、大好きな人を幸せにすることすらできない」と考えるようになりました。僕の安定志向はここに根ざしています。 当時から今にかけて、僕が一生懸命がんばっているのは全て、「好きな女の子に『好き』といえる自分」を確立したいからなのです。例えマトモな人生でありきたりでも、ちゃんと稼げないといけないんだ、と。こっぱずかしいヤツですね(笑)。 そして、それが揺らいでいます。 僕が最近接している「ぱわふるな人たち」の中には社会人の方々もおられます。大学の職員に代表されますね。 彼等は職を転々としたり、安定していなかったりします。しかしながら、持ち前のぱわふるさで自分の位置を確立し、楽しんで生きています。 そしてさらに、彼等はちゃんと「幸せな家庭」を持っています。ぱわふるに仕事して忙殺されているわけではなく、しっかり私生活も楽しく生きているのです。 「あれ?もしかして、アツく生きながら、しっかりと誰かを幸せにできるような、そんなおいしい道が実は存在している?」 僕は今、揺らいでいます。結構しっかりと見据えられていた将来像がくすみ始め、見えなくなってきています。別の生き方が、もっと楽しめる生き方があるんじゃないか、と。 僕はいつも気付くのが遅いですね。音楽好きもそうですし、今回も今になって気付きます。 就活を進めて行くうえで、また新しい道ができ上がれば面白いな、と思っています。なるだけ視野を広く、いろんな可能性を求めて就活を続けていきたいと思います。 どんだけフワフワしとんねん、と自分でも思いますが(笑)、僕の就活がどんな風に進んでいくか、お楽しみに。
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