イオリン手記

Stay Gold, Ponyboy.

NewsPaper is New?

新聞を読めとはよく言いますが、私は新聞を一切読んでいません。なぜなら、面白くないからです。  読んで楽しくないなら、その時間が無駄だと感じるので、読みません。 ただ事実を淡々と小さい文字で羅列しているだけ(のくせに、わりと恣意的な内容)のコンテンツを魅力的に感じないのです。文章書いている人も、楽しませようとする気がない。 新聞は進化してなさすぎる。 確かに、新聞で得られる情報は大切ですが、だからといって、新聞があの灰色の読みづらい紙というカタチに長年甘んじているのは、アタマが悪いのではないでしょうか、と。 iPadなどで新聞が出されておりますが、そこでも、新聞の紙面を映しだしただけ、というね。進化を諦めすぎではないでしょうか。 もっと、「どうすれば読み手が楽しいか、読み続けられるか」を追求し続けろよ、と。新しい購読者を増やす努力が、紙面からは一切見られない。むしろ、無駄な努力の塊に思えます。 あれだけ大量の情報を毎日獲得しているなら、もっと面白いコンテンツを生み出せそうなものですが、それをあの灰色の紙に落とし込むのは、私には考えられない。 新聞自体に付加価値が無い。 大体、情報を素直に出しすぎな気もします。写真を写真として貼り付けて。文字情報を文字情報のまま書いて。付加価値がまるでない。文体も特徴がありません。 Web上の日本経済新聞などでも、掲載しているのは新聞と同じような文体ばかりで、Webの利点、優位性が、「情報の鮮度」という点でしか使われていないのも、残念です。 めちゃめちゃお堅い世界である「論文」というものでも、図解を駆使し、箇条書き等のテクニックを利用しているのに。新聞で箇条書きなんて見たことありません。表現の幅が狭すぎる気がします。 関連情報くらいは見られるようにしておくだけでもだいぶ違う気がします。 例えば、「サントリーが米ウイスキー大手を1.6兆円で買収」とありましたが、これに対して、この大手はどういう企業なのか、サントリーはこれまでどういう事業に力を入れ、どういう種類の会社を買収にかけてきているのか。などなど。 そういう情報があるだけで、少なくとも新規顧客は入りやすいんじゃないでしょうか。ただ、「サントリーがウイスキー大手を買収」だけだと、「あ、ウイスキーに力入れンだな」くらいで大抵は思考が止まってしまいます。 そんなこんなで、2日以上続けて読んだことありません。 まぁ、あまり新聞を読んだことのない人間の戯れ言と受け取ってくださっても問題ないのですが。むしろ、利点を知っている人がいれば、「こういうところが新聞が優れているんだよ」とご教授いただきたいくらいです。 私には、情報の表現手法の乏しさに耐えられません。 先日、私のポストに大量のお試し新聞紙が突っ込まれて、「お、ラッキー、掃除とかに使える」としか思わなかったが、今になって面白かったので、書きました。
前へ
一覧
後へ