イオリン手記

Stay Gold, Ponyboy.

戦争の悲惨さとか言われなくても分かってる、ってハナシ。

まいど、いおりんでござい〜。 「集団的自衛権」とか「憲法の解釈」に関することや、「国際平和支援法案」って、今日本でそこそこ大きな議論を引き起こしているよね。 私のこの問題に関する認識をざっくり言うと… ・今までは、「日本」が攻撃されると、日本は自衛隊によって応戦ができた。  (=個別的自衛権が行使できた。) ・安倍さんは、「日本の仲間」が攻撃されると、その国と一緒に日本の自衛隊が応戦できるようにする。  (=集団的自衛権を行使できるようにする。) ・例えば、アメリカが中国にケンカ売って中国がアメリカに攻撃したら、日本の自衛隊が出動できちゃう。 ・ただ、「日本国民が損害を被る可能性が明白な場合のみ」といった条件はある。 と、まぁこんな認識。もちろん、細かいところはいっぱいあるだろうけど、ざっくりした認識だね。もっと調べないとカッチリしたことは分からないけど、まぁ歪んだ解釈が日本中に蔓延しているので、丁寧に情報をくみ取らないといけない気がする。 〜〜〜〜 ぶっちゃけ是非については、いおりんはあんま分からんです。上記だけの認識を頼ると、メリットもデメリットもあるでしょ? ○メリット ・日本と他国との連携・同盟強化。 (同盟国は日本を万が一のときの戦力として考えてくれる→無碍にしない。) ・威嚇による日本の外交力向上。 (日本にナメたことすると、今まで以上にアメリカとか同盟国に怒られる。) (戦場実績ができれば、これまで日本に強硬手段に出ていたよーな国に対する威嚇にもなる。) ○デメリット ・敵対勢力に、日本が正式に「敵対軍事力」として計算される。  (日本がどういうスタンスであれ、敵対勢力からしたら絶対警戒するでしょ。)  (アメリカとケンカする前に、とりあえず日本叩いとくか、みたいなことになるかも。) ・同盟国からのプレッシャーで自衛隊が駆り出される可能性がある。  (アメリカが中国にケンカ売ったあと、「中国が日本を攻撃するかもよ」とか言われたら押し負けそう。) ※アメリカとか中国とか書いてるけど、イメージしやすいように書いてるだけで実際の外交状態は詳しくないです。例えばのハナシね。 私はあくまでこの問題に対して素人だけど、まぁそれでも上記のようなメリット・デメリットは思いつく。世界情勢ではどんどんナメられつつある気がする日本にとって、「お前らえぇ加減にせぇよ」っていうことをアピールするには良い策な気もするんだよね。でも、実際にそういう施策を打つ以上、最悪の場合には日本が戦争に巻き込まれちゃうのも事実だと思う。 〜〜〜〜 この問題については色んな意見を見たいんだけど、ちょっと気になるのは、「憲法違反だ!」とか「日本を戦争国にする気か!」みたいに集団的自衛権問題に反対している人ってみんな、ちゃんと論理立てて意見出していない人が多い気がするんだよね。 FacebookでもTwitterでも見かけるけど、反対してる人って安倍首相が叩かれてる記事とかを引用して「ね、ひどいでしょ」って言ってるだけなんだよね。私としては、「いやいや、記事の内容はすごいバイアスかかってるし、結局何がひどいかわからんよ!」って思っちゃう。 あと、戦争の悲惨さをやたらと主張して、「だから安倍首相さんの暴走は止めないといけない!」みたいな人も見かける。でも、こーやって主張してる人って、なぜみんながあんまり反対しないかを全く理解できていないよね。誰も「戦争をやってもいい」とか思ってるわけじゃなくて、「安倍首相さんの暴走」とやらと、「日本が戦争加担国になる」ということが結びついていないから反対しないんだよ。 戦争の悲惨さは義務教育の過程やNHKのドキュメンタリ番組とかで嫌というほど知っているので、今さら主張されてもちょっと食傷気味だよね。多分「戦争は悲惨だから」派の意見は届かないよ。「ほんとへたくそだなー」って思う。 私の挙げたメリット・デメリットは甘いと思うけど、有識者がこーいうことをしっかり、分かりやすく伝えるほうが、ずーっと良い波及効果が生まれるんじゃないかな。 ばいびー♪ しっかりアタマを使おう。
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