イオリンの何か

詩のような

またね こんどね

2人 河川敷を歩いていた 夏の終わりは風が少し冷たくて 赤色の空がまた胸を締めつけるんだ そろそろお別れの時間だね 星も雲に隠れてしまって 繋いだ手だけがあたたかくって さよならじゃなくてまたねって言ってよ ばいばいじゃなくてこんどねって言ってよ 僕はまだまだ君に会いたいんだよ 次はいつ会えますか あんなに楽しかった日々が 今ではとても懐かしく思うよ 思い出に色はなくて ただ眩しくて そろそろお別れの交差点 重なっていた僕らの影が それぞれの道へ伸びていくよ さよならじゃなくてまたねって言ってよ ばいばいじゃなくてこんどねって言ってよ 君の横に僕はいないのだとしても またお茶でもしようよ またね こんどね 次はいつ会えますか
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