イオリン手記

Stay Gold, Ponyboy.

ブログは想いを染み込ませるモノなんじゃねーの、ってハナシ。

まいど、いおりんでござい。 私はブログを書いているけれど、「ブログなんかで想いが伝わることなんて基本的にはない」と考えている。 それは、「告白するならメールじゃなくて、電話でもなくて、直接言おうよ!」って恋愛相談家がいうのと同じような感覚で。ブログなんてデジタルにデジタルを重ねがけしたよーなツールなんだから、よほど強い想いじゃないと削ぎ取られてしまうよ。 ブログで「想い」を伝えよーとするなら、それなりの努力が必要になる。文章に想いを乗せるだけでも難しいのに、その想いが正しく乗せられてるかもわからないんだから。誤解されて当たり前なんだよ。文章って。 〜〜〜〜 思うに、ブログってのは想いをエントリに乗っけるんじゃなくて、染み込ませて滲み出させるものなんじゃないかね。 例えば私が「嫌なことなんてやらなくていい。」って想いをブログで伝えようとしてもさ。1個のエントリにそれを乗っけても結局伝わらない。伝わったように見えるのは、すでに同じ考えを持っている人だけでさ。 でも、私がその想いを持ちながらブログを運営したり他の活動をしたりすることによって、どんどんブログに対して想いを染み込ませていく。そーすると、私が何か想いを伝えようとした時に、ブログ等に潜ませた「想いの染み」が効力を発揮して、より多くのことを伝えてくれるようになるんじゃねーかな。 〜〜〜〜 「想いが染み込んだブログ」として私が真っ先にあげるのは、土屋太鳳さんという若手女優さんのブログです。 参考: 土屋太鳳オフィシャルブログ「たおのSparkling day」Powered by Ameba 太鳳さんのブログでは、大きな想いを直接書いたようなエントリはそんなに多くなくって。それよりも、普段の仕事の様子やその中で本人が感じたことを綴っていることが多い。でも、言葉にするのが難しいような想いが滲み出てくる。この方が、どーいうことを大切にしながら演技をする方なのか、演技にどんな想いを乗せているのか、が伝わってくる。 それは彼女がブログの中で「私は○○ということを伝えたい」と書いたから伝わったんじゃなくって。普段から、そーいう想いを持った演技をしていたり、ブログを書いたりしているからこそ、知識だけでなく、想いまで伝えることができるんじゃねーかな。 多分、想いを染み込ませた記事の数々や実際の演技がなければ、「ふーん。そーなんだ」と思われて終わりだろう。知識としては伝わるけれど、想いは伝わらない。 これほどまでに想いを伝えることができる彼女のブログには、素直に尊敬するよ。 関連: 土屋太鳳さんのブログは感情や情熱を伝えるために大事なコトが詰まっている、ってハナシ。 〜〜〜〜 私はこのブログでは、「自分の頭で考えることで、毎日が幸せに楽しくなるよ!」ってことを伝えたいんだけれど、そのために、そのことだけを言い続けるのはアホらしいと考えている。そんなことしても絶対伝わらんからね。 じゃあどーしてるかって?今あなたが見てくれているようなエントリを書いてます。 皆さんもブログで伝えたいことがあるんだったら、「ブログでは簡単には伝わらない」ってことを前提に、どーすりゃ伝わるかを四六時中考えたらいいと思います。 (あと、ブログ以外の方法を選んだほうがいい場合も多いですよ。) ばいびー☆ 海を見てると、ブログなんて弱いな、と感じます。
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