イオリンの何か

詩のような

近所に新しい弁当屋ができた

近所に新しい弁当屋ができた オープン初日は雨嵐 街行く人なんてどこにもいない 暖かいお弁当が 寂しく体を寄せ合ってる 嵐は次の日過ぎ去って 薄い日差しが見え隠れ 店の前ではおばさんが 花のような笑顔を振りまいている 成功すればいいのになと 祈りながらオムライス弁当を買っている うなぎ弁当はまだはやいかな
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