イオリンの何か
詩のような
ウソ
涙を浮かべて怒る君がなんだか 面倒に思えて正直に言った 「もう飽きたんだ」 君はドアも閉めずに飛び出した 叩かれた頬があとになって痛み出す ウソで塗り固めればよかったの 自分を騙せばよかったの そんなことばっかやってたら いつしかホントが見えなくなるよ ウソも優しさのうちだってお前は言うけど ウソくさい優しさよりも痛々しいホントが欲しい 叩かれた頬があとになって痛み出す 思わずつぶやいた「ごめんなさい」も 君はウソだと思ったのかな あとになって痛み出す
2016-08-24
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