イオリンの雑記

雑文の塊。

オシバイ

社会不適合だなんて自称すると自虐的すぎて笑えやしないけれど、社会活動をする時はどこか借り物の自分を背負っている。みんなそうなのかな。お芝居をしている。誰かの思惑の枠にはめられているし、僕もきっと誰かにそれを強いている。前も書いたけれど、「オシバイ、バイバイ」と書き遺してこの世を去った児童のことを思い出す。バイバイできる瞬間は救いに近い。僕にとってそれは誰もいない山間の道。人の意識に入ると、お芝居になる。ここで書く文章もそうかも。誰かが読んでいるかもしれないけれど、書いているうちは意識していない。
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