イオリンの雑記

雑文の塊。

詩と建築とアート

最近は「ちゃんと東京を観光をしてから長野に帰ろう」と思っている。行きたい展示会がいくつもあったけれど、まずは亡くなられた谷川俊太郎さんを想う展示会。僕は谷川さんのコンテンツに密接に触れ合ったわけではないけれど、折に触れてその詩に触れていた。何より僕は多分、誌情というものが大きく流れている人間なのでとても良かった。この世は去られたけれど、この世界にはまだいるんだなと思う。これからもよろしく。その後は新国立美術館へ行く。蔦屋重三郎さんの展示会と迷っていたんだけれど、昨日の飲み会で話題があがったのでこれも縁の妙だと思ってリビング・モダニティ展を選んだ。大学時代にやったなあ、作ったなあこういうの・・・という郷愁と共に興味深く観覧した。おそらくデザイン系を学んでいる学生らしき方々があれこれ言っているの聞いて、在りし日の僕らを思い浮かべる。ついでに同じ場所でやっていた第一美術協会の展示会にも誘われるように赴く。アート系はほんと、いくらでもいられちゃうんだよなあ。最初、1枚の絵で5分とか楽しんでいたんだけれど、ふと奥に進むとちょっとした体育館くらいの広さが終わって「日が暮れちゃう」と思って後半は空間だけを楽しんだ。また来よう。そのあと長野に車を走らせて帰ったけれど、家に着いたのが21時半くらいだった。しっかり東京を楽しんだし、ヨシ。
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