後悔はなくとも
僕は自分の選択に後悔はしないのだけれど。もし僕が単独で突き抜けて走ることができたら、一体、どれほどのことができただろうか、と思いを馳せることはある。大抵はこうやって、眠れない日々だ。齢36、あるいは37。体力的には衰えが見えつつも、才覚は全盛であると自負する。それらのおおよそをお膳立てと消化に費やす。それは確かに問題解決ではあるが、人が作った問題。今立っている場所など、何年も前に考え終わった場所であり、十年以上に解決した場所であり、百年以上前に人類が超えた場所であり、千年以上前に予言された事なのだ。こういうことを考え始めると、正直キリがない。