イオリンの雑記

雑文の塊。

心の根っことは

オイラはあまり人生に悔いはないし、今の方向性でかなり満足いく生活を送っているけれど。 もっともっと根っこの方に、遠い昔に置きざりにした悔いはある。 それは、「自己の身体性を使う世界で生きていきたかった」という悔い。 今のエンジニア・IT世界での生き方はどうにも「複雑」すぎて。心の根っこからは乖離している。 「生きていること」をもっと身近に感じる生き方が良かったなあ、と思う。 それはスポーツかもしれない。あるいは農業や林業かもしれないし。作家やプロゲーマー、というのもある種そうかも。 今生きている世界は、作用する要因が複雑に絡み合いすぎていて、自分の立ち位置を見失いやすい。 「アレをしなければ」「コレをすべきだ」「こうあるべきだ」「アレはどうなっているんだ」 自分たちで勝手に決めているのに?と思う自分は確実にある。投げ出すことはないけれど、他人事の感は否めない。 社会性を抜きにした自己、「心の根っこ」とは絶望的に乖離している。 ただし、それを補う機会は、凡そ20年前に失っている。 あるいは20年後かもしれないけれど。
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