イオリンの雑記

雑文の塊。

潮目

潮目、あるいは潮時を感じる。感傷的になりすぎているわけでもなく、パズルの中で使わないピースの箱に「自分」を移動させる感覚。「自分」というピースを使わないほうがパズルが完成しているように思う、その感覚。東京の夜雨に吹かれたせいかもしれないけれど、思い詰めているわけではなく、ずっとそこに在ったものが雨ざらしになっただけ。
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