イオリンの手紙

瓶詰めの紙切れ

ツッコミ

僕は子どもの頃は、それはそれはダラしなくて、それは今でもあんまり変わっていないはずなんだけれど、30も半ばになってくるとなんだか「落ち着きがある」みたいなことを言われるようになっちゃって、全くそんなことはないんだけれどなあ、と思っているんだけれども。昔の友人にそんな話をすると「ハハ、イオリンが?ウケる」みたいな反応になる。ビデオゲームをしている時の僕とかを見たら絶句して明日から口を聞いてくれなくなるんじゃないか。 まぁ自己主張は他者がいる場面ではあまりしなくなったのかもしれないね。ちょっと前までは自意識が強かったと思うし、関西にいた頃はもっと「ウケを取ろう」としていたように思う。当時は「ボケはできないからツッコミで面白くなろう」としていて色んなツッコミを勉強していた。その影響で今でも色々なモノのツッコミどころが気になって仕方がないし、1人の時はテレビやゲーム、あるいはYouTubeとかにツッコミを入れながら見ているし、なんだったら散歩中の看板とかにも内心ツッコミを入れている。 とはいえツッコミって使い所を間違うと危ないからね。最近、会社でハラスメント研修があったけれど、それこそツッコミハラスメントってあるかもしれない。文化がない方からすると「いやどないやねんっ!」がもう怖かったりするかもしれないからね。ただ、たまに旧友と会った時に「おもろいかどうか」が根っこにある会話をしたら、やっぱ楽しいんだけどね。
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