イオリンの手紙

瓶詰めの紙切れ

関係というフィクション

ある方が「信頼関係が」という言葉を発していた。それを聞いて僕は素直に「おもしろいことを言うなあ」と思い、一拍置いてはっとした。僕にとって信頼関係というものはそれくらいのフィクションになったのだな、と。 それはここ最近に至るまで「信頼関係」ってやつのためにかけたコストが、他の要因によっていとも簡単に崩れ去るような、そんなことが起こり続けてきたからだろう。幼少期からそうで、そこをいくら心がけようとも、成立することはついぞなかった。 いや、今でも信頼関係にある、と呼べそうな仲の方々はいるが、僕にとってそれは相関図上でのラベルくらいの位置付けなのだ。加えて、「特定の状況下で特定の何かをする上では頼ってもよい」みたいなステータスだ。そう、それは信頼関係ではなくステータスだ。 別に人間不信だとかでもない。犬猫鳥馬などと同じだ。たとえば鳥が飛んでいて、そいつらに不信感などは抱いていないが、一方で信頼関係があるわけでもないだろう。それと同じ。 まあ関係性ってのは大事だと思うが、信頼関係だとか、恋愛関係だとか、そういうふうに関係性自体をカテゴリにするのはどうにも危うい気もする。家族だって、家族関係である前に人と人である。親子だってそうだ。それを「親子なんだから」というから奇妙なことになる。関係性とは「間」にあるもので、流れ移りゆくものだもの。 恋人関係だから手を繋ぐのではなく、手を繋ぎたいと互いに思って繋いだその様を恋人関係と呼べるだけだ。川だから水が流れているのではなく、水が流れるサマを川だと呼ぶようなもの。
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2026-08-27
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2026-08-17
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2026-08-10
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2026-08-09
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2026-08-06
真偽は条件と観測で変わる
2026-08-05
「食っていけないから」という衝動
2026-08-04
旅と航路と船
2026-08-03
「お客さん目線」は結果
2026-08-02
失われたけれど復活するもの
2026-08-01
反転的チューリングテスト
2026-07-31
出すべき時に出すべき技を出す。
2026-07-30
日本らしい気候
2026-07-29
若輩なれど一人前
2026-07-28
トラウマを理解はできないとしても
2026-07-27
手続きの文化
2026-07-26
囚えるインターネットから広がるインターネットに
2026-07-25
ストレスがないのではなく受け流している
2026-07-24
易い勝負
2026-07-23
短期的で主観的な生物
2026-07-22
譲り合うことではなく与え合うこと
2026-07-21
何事もやってみて
2026-07-20
会社用と仕事用
2026-07-19
苦労、苦痛の種類
2026-07-18
売れないけれどやったほうがいい
2026-07-17
"っていう俺、どう?"
2026-07-16
リモートワーク是非の前に
2026-07-15
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2026-07-14
ライフの話
2026-07-13
入院中の致命的な気分の吐露
2026-07-12
結果論が意味を成す時。
2026-07-11
考えた末に考えないという結論を
2026-07-10
ファジーな世界
2026-07-09
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2026-07-08
300kmはすごいけど出さない。
2026-07-07
壁の文化とカーテンの文化と気候
2026-07-06
もっと笑え
2026-07-05
思考も行動も
2026-07-04
インターネットにも発明が必要
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2026-07-02
「僕」の時期
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瓦礫の山
2026-06-30
ゲームはすごい
2026-06-29
話したいという欲求
2026-06-28
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2026-06-27
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2026-06-26
現代における「できないこと」と技術革新
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当事者と観客
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「日本」への傾倒
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2026-06-20
境界はあやふや
2026-06-19
会話コミュニケーションというツール
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此方と彼方
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小椅子を立てて
2026-06-14
壁よりもカーテン
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残香と実験
2026-06-10
只、想うこと
2026-06-09
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守破離の前
2026-06-07
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2026-06-06
技能の市民権
2026-06-05
言語というツールと都合の良い解釈
2026-06-04
宇宙世界と僕の世界
2026-06-03
インターネットとカーテン
2026-06-02
頼もしい
2026-06-01
「場」ではなくなったインターネット
2026-05-31
バイタリティ
2026-05-30
クリエイティブはアイデアだけじゃない
2026-05-29
もっともらしいけど疑わしい
2026-05-28
希望と諦観の振り子を
2026-05-27
合理の前提が違う
2026-05-26
運動の効果と現代との齟齬
2026-05-25
ゲームには当たり前にある誘われる仕組み
2026-05-24
偶発的に生まれたAIとの対話
2026-05-23
存在しない言葉に縛られる
2026-05-22
数奇な訪問者と僕
2026-05-21
もうしばらくは一人のまま
2026-05-20