眠れない日々
毎年、どこかしかのタイミングでよく眠れない日々が訪れる。こういう話題を出すってことは今まさにそれなんだけれど、習慣を変えていないのに、突然、夜中に目が覚めるようになったり寝起きのタイミングが2時間くらい早まったりする。睡眠不足は日々の生活に直結する一大事。睡眠不足の最中には「眠い中、がんばったなぁ」「意外とやれるもんだなぁ」という不可思議な達成感があるから勘違いしやすいんだけれど、絶対に質は致命的に落ちている。大体何かやらかしまくっている。それすら知覚できないほどに質が落ちているわけだ。
厄介なのは「コレをすれば解決する」というものが見つからないこと。「今日は仕事にならないから安静にして睡眠不足を解消しよう」と省エネモードで暮らしても、その夜によく眠れるという保証がない。仕事を早めに切り上げて早く寝るぞ、と21時に眠りについて、25時に目が覚めた時、そのあと眠りにつけない時の恐怖といったら。ああ怖い。僕は一体どうすればいいんだい、と気分まで致命的になってくる。
ストレスのせいってのもあるだろうけれど、これが「ストレスがあるから眠れない」のか、「睡眠不足でストレスが溜まりやすくなっている」のか、その両方なのか。さてさてこれを気にしだすといよいよ、「睡眠不足の悩みのせいで睡眠不足に陥る」と転がりおちていく。
こういう時には、「気にしてもしょうがない」と思うことなんだろうね。やれることはやるけれど、過剰になりすぎない程度で。