イオリンの手紙

瓶詰めの紙切れ

夢の中へ =サガサーガ=

隣の芝は青いというけれど、自分が見ていない世界のことは、僕らは何もわからない。いや、まぁ正確には自分がいるこの世界のことさえもわかっていないのかもしれないけれど。 あっちはいいなぁ、と思っていたら、あっちにはあっちの苦労があるよ、というハナシが飛び込んでくるわけで、まあそりゃそうだろうな。逃げ出した先に楽園はないと言うし。 でも、苦労だけがあるわけでもなく、まぁどの世界にも懐があるわけだ。「ナニやってんでい、あいつら」って思っていても、きっとあいつらにも深いワケがある。戦争なんてやめさしゃいいのに、戦争を続けてしまうのにも、ワケがある。戦争してもいいよ、というわけじゃなくって、やめられないのだろう。それは人間の性(サガ)や歴史が紡いだサーガにあるのだろう。 それはそれとして、だ。そういったサガサーガはあれど、上手くマルッとするのは「音楽」だとか「ダンス」とか「お昼寝」とかだったりしないかーね。サガサーガにサガサーガをブツけても、それこそ戦争にしかなりゃしない。井上陽水さんが「それより僕と踊りませんか」を夢の中に行く方法と唄うように。 ビジネスチャンスだとか、グローバリズムだとか、ブルーオーシャンだとか、まぁ言いたいことはわかるけれど、そういうのに頭でっかちにならないほうが、回り回って、経済、つまりは経世済民になるんでないかね。
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