イオリンの雑記

雑文の塊。

賢くなってサボるAI

あくまで僕の肌感でしかないけれど、ここ数週間、LLMによるAIはある部分において「頭打ち」あるいは「退行」した感覚がある。まあ何事だってある分野では進歩し、ある分野では退行しているものだが、僕の使い方としては完全に退行している。たとえば、おそらくAIの知識量が増えたせいか、あるいは電力節約のせいか、調べモノをサボるようになった。以前は何か質問したらネットで積極的に調べてくれていたが、今は「ネットで調べて」と言わない限り、現存のメモリとコンテクストで答えようとする。その結果、ウソをつく頻度が増えた。また、平均化が進んだせいで、カオスや発散が生まれづらくなった。これはAIが「多数の人間が納得する答えを出す」というインセンティブをベース構造にしているからだ。世のレコメンデーションシステムと同じだが、「正確さ」よりも「人気」を優先する構造なのだ。だから「念入りに調べて電力を使って正確な答えを出す」より、「パッとそれっぽいウソをつく」を選ぶことが多くなった。まあきっとこれも1ヶ月かそこらでは変わるのだろうけれどね。少なくとも普段づかいでは少し前のAIモデルを選んでいる。
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