イオリンの手紙

瓶詰めの紙切れ

考えた末に考えないという結論を

僕はお仕事でお金のことをあまり考えない。フリーランスの頃やそれ以降で学んだことなんだけど、お金のことを考えると僕は良い仕事ができない。コンセプトがブレてしまう。そして良い仕事ができないがゆえに、結局対してお金にならない。ゆえに僕は自分とお金のこと、あるいは目標のことを切り離している。 同じような理由に「締切」もある。絶対的な締切を用意すると、僕はそれが頭に張り付いて「あー間に合わないかも」「大丈夫かな」と一喜一憂してしまい、結局仕事量自体が半減してしまう。だから締切ナシに「いいからやれ」という状態にしたほうが遠くまでいける。 ただ、お金も締切もそうだけど、考えていないわけじゃなくて、むしろ一生懸命に考えた結果、「それを考えない」が合理的であると判断している。お金を稼ぐためにはお金のことは考えちゃいけない。素早く仕事を終わらせるためには締切のことを考えちゃいけない。 まあそういう逆説は結構あるもんで。最近だと「言語化」とか「可視化」とかもそういう"きらい"はある。急がば回れ、ではないけれど、単純に「〜〜化」すればいいと思っているが、実のところそうではない。アイデアはシャワー中に生まれやすいという研究もある。 佇んで眺める、というのが存外きいてくるんだ。あるいは遊んでみるとかね。ただ、これはやってみないことには実感できないんだよねえ。
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