会社用と仕事用
僕は最近、ノートパソコンを2つ持ち歩いている。一つは会社用、もう一つは私用だ。以前は会社用パソコンで趣味の文章も書いていた。僕は毎朝一筆するから、会社用パソコンで朝に日記やらエッセイやらを書いて、それから仕事を始めていた。でも今は私用の文章なら私用パソコンを用いている。
別に会社用パソコンのスペックがダメとかではなく機能的には問題ないが、「このパソコンは会社と切り離されている」という感覚がとても大事で、肩の力がしっかり抜ける。「今は仕事中ではないのだ」という意識があるおかげでスーッと文章が書ける。これは逆もそうで、会社用パソコンを使っている時には「今僕は会社のお仕事をしているんだ」という意識がはっきりする。
医学的にもこういった人間の認知の有用性はある程度確保されていて、「やることに応じて場所や環境は変えるべきである」という論がある。仕事と趣味を同じ環境でやると、仕事の集中も阻害されるし、趣味をやっていても楽しみづらい、という。だから同じ部屋でも壁紙を変えるとか体の向きを変える、などしたほうがいいそうだ。
まあ「同じツールで別の用途ができる」というのはパソコンが持つ特異性な気もするから、パソコンで遊ぶ人くらいじゃないと、「パソコンを変える」なんてそもそもしなくていい気もする。でもスマホはかなり近いことが言えるよな。「会社用スマホ」を持つのは存外有用かもね。