本との関わり。あるいはゲームと。
僕は紙の本をそこそこ買う。今月も数冊買った。読書としての本は、紙の本のほうが良い。電子書籍はWebにある文書のように読むのに向いていて、そういうふうに読みたい本は電子書籍でも買うが、本として向き合うなら紙になる。
もちろん紙の文字を読むのが好きなのもあるが、それ以上に「本」という形態、物質が好きなのだ。本棚に並べる、机の上に重ねるといったことができる。そうして生活のなかで一緒に暮らすことができる。対話できるという点で、インテリアというより観葉植物に近いか。
僕もおそらく世間のご多分に漏れず「積読」をするが、ここ数年はそれを別にやましく思うこともなくなった。買って家に置くだけで、すでに本と関わっているし、そうやって暮らすなかである日突然、「あ、読もう。今読む時だ」というふうに風向くことがある。
だから僕は休日カフェにいく時も、本を必ず一冊持っていく。そして机の上に本を置きながら、パソコンを広げる。こうやって文章を書いたり、あるいはWeb上で読み漁ったりしてるだけで時間が過ぎて、机の上の本に手をつけないことも多い。それでも、本がそこにいることに意味があるし、ふと手に取って数時間読み耽ることもある。
そういうのが今の僕の本当の関わりだ。多分、似たようなことはビデオゲームにも言える気がする。そういえばSONYがPS5のディスク媒体をやめようとしているそうだが、少し残念ではある。まあとはいえ究極、自分でパッケージ作ればいいんだけどね、僕の場合は。
本好きの中には「装丁だけ気に入らないから自作している」という方もいるそうで、ゲームもそうなれば、少なくとも僕はゲームとの関わりを持ち続けられる。