イオリンの手紙

瓶詰めの紙切れ

チョコ中毒者の告白

最近、お腹の調子がとても悪かった。何を試しても改善せずに苦しんでいたが、先週末くらいから「SIBO(小腸内細菌増殖症)」に狙いを定めて食事制限を極限まで高めている。おおよその腸の問題に効く食物繊維やプロバイオティクスなどがこいつには逆効果になってしまう。なので僕はもう自家製液体を飲んで過ごし始めている。 ここで正直に白状するが、「何を試しても」と書いたものの、実はずっとできなかったことがあった。それが「チョコレートの断絶」だ。僕は幼少期からチョコレートが大好きで、完全に中毒であった。もし家にチョコレートがあれば全てを1日で喰らい尽くしてしまう。アルフォートのファミリーパックなど秒で喰い終える。最近は物価高騰の影響もあってファミリーパックがとても小さくなってしまい、「これなら普通のチョコでいいや」となっていたが、まあそういう人間なのだ。 なので、「何も食えないけど小腹だけが空いたからちょっぴりだけ・・・」としてチョコを選んでしまう体たらくだった。これが良くない。チョコには存分に乳糖が含まれ、こいつが発酵性だからだ。冷静に考えれば当たり前なのだが、昔から食べていたし、少量ならば大丈夫だろうし、といった都合の良い解釈をしていた。ハリガネムシよろしくチョコに操作されてしまっていたのだ。 もちろんチョコだけではない。6月ごろに入院した時はもちろんチョコは食べていないし、それでいて腹部は苦しかった。入院食にはヨーグルトだの何だのがあるので、そっちもあったのだろうけど、最後の最後まで残ったのは「チョコ」だったのだ。 なんとも、中毒というのは怖いものだし、僕の思考なんてのも頼りにならない、雑魚雑魚のダメ人間である。 ところで、いざチョコを絶って1週間も経つと、あれだけ魅力的だったチョコを食べたいとは、もうあまり思っていないのも不思議だ。つくづく、アイデンティティとは曖昧なものだな。「イオリンはチョコ好き」という個性はこんな簡単に消えるのだ。
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