イオリンの手紙

瓶詰めの紙切れ

100の質問とジオシティーズ

ほぼ日さんで糸井重里さんが「100の質問」というものを始めた。当人曰く何の気になしに毎日のコラムで始めたそうだが、気づけば専用ページができあがっている。おもしろいなあ。当たり前だけどこういう「専用ページ」も誰かが働いて作っているわけだ。でもきっとそこに「それお金になるの」みたいなことを聞く人はいないのだろうな。「おもしろいでしょう」でやれるというのはいいことだ。そして、誰かが取引をしたくなるのは、そういう商店だよな。 さても、こういう「100の質問」って、2000年前後あたりにインターネットではかなり流行っていた。まだ個人がHTMLを書いてホームページを作っていた頃、どのホームページにも自己紹介と称して「100の質問」をしていた。mixiなんかにもあった気がする。多分に漏れず僕もやっていた。「HP管理人に聞く100の質問」とか「猫好きに聞く100の質問」とか。 ああいうのが「みんながコンテンツを作る」というのがインターネットの目抜通りであった時代があった。質問を作る方も答える方も読む方も、みんなが「みんなで作ってみんなで楽しむ」という場所だったように思う。まるで宿場町ができあがるように、みんなで屋台を作って売り物を作って楽しんでいた。 そう考えるとYahooさんの「ジオシティーズ」っていう名前はすごくいいな。大元はGeoCitiesというサービスがあったのをYahooさんが買収したんだっけな。まだインターネットという場所が混沌としていたところに「街」という定義を確立したのは素晴らしい。そういう慧眼は見習いたいものだ。
前へ
一覧
後へ