イオリンの雑記

雑文の塊。

ベニーレ・ベニーレの天才

昨日、原宿にあるレストランに行きました。 洋館の小さい一室のような個室に案内され、とてもおしゃれだったのですが。 そこで担当していただいた店員さんがとてもスゴい人でした。 とてもハキハキして聞き取りやすい声と話し方なのですが、なによりも「ボケがすごい」。 あらゆる発言に対して、親父ギャグを返してくるのです。 「ノンアルコールでお願いします」「はい、ノンアル鷹は爪を隠す、ですね!」 「ありがとうございます」「どういたばし区役所前!」 これ、文字で書いても全く面白くないでしょ?でも声のトーンやテンポなどが完璧で、ものすごく面白いのですよ。 それでいて、景観の説明から料理の説明、時間配分まで完璧なのです。 料理を持ってくる時に最大限個性を発揮するのですが、決してずっと話すわけでもなく、サッと退いて、こちらの会話の邪魔もしない。 久しぶりに「天才だなこの人」と思う人と会いました。 バイトらしく、本職はバレエダンサーで「全く話さない」らしいです。謎です。
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