イオリンの手紙

瓶詰めの紙切れ

朝のお通じ

僕は1日の幸福度の大半は「朝、快便だったかどうか」が決めていると冗談抜きに決まっていて。これは僕が少し前に病的な便秘に悩まされていたからかもしれないけれど。朝に気持ちがいいくらいの快便が出たらその日1日は大抵幸せでさ。こう、幸せの点数の範囲が変わるというか。もちろんその日いいことがあったとか、気を悪くするようなことがあったとか、そういうことで最終的な点数は決まるかもしれないけれど、その上限と下限は「快便具合」が相当を占めるよな、と。快便じゃなかったら「0点〜80点」の間なのが、快便だったら「60点〜200点」になる。そんな感覚。リラックスする旅先でも便通が悪いとどんどん雲行きが怪しくなったりしちゃう。逆に朝に快便だと「あぁーー今日は良い日になるぞ!」って嬉しくなっちゃう。 で、僕はそういう時、Twitterとかでつい言っちゃうんだよ。直接的じゃなくても、それとなーくわかるように「快便、最高!」みたいなことを。そうすると意外と食いつきが良いというか、返信が届いたり反応がきたりする。多分、みんな同じような感覚を持っているのかな、と。仕事の悩みとか恋人の悩みとかと同じくらい、あるいはそれ以上の位置に「朝、快便だったかどうか」があるんじゃないかなと。 会社の同僚で似たようなことを言っている方がいて、その方が「でも嫁さんは伝わらないんだよ」って言っていた。多分、女性のほうが便通のお悩みが大きいんじゃないかなと思う。女性の方がホルモン変動が大きくてで便秘になりやすいってハナシで、だから「快便だ!良い日になるぞ!」っていう経験自体が少ないんじゃないかな、と。便秘薬のCMとかでも女性の出演が多いもんね。大変だよ、本当に。でもだったらなおさら女性の方が「快便であること」の喜びや幸せを享受できるんじゃないかなという気もするね。 こんなこと表立って話せないんだけれど、みんなでうんこの話ができる世の中の方がいいよな。
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