健全な接続
最近は朝に文章を書く時間を置いている、というハナシはしたかな。僕は毎日朝起きて、30分くらい歩いてからパソコンを開いて仕事を始めるんだけれど、その一番最初に文章を書くようにしていてね。朝の時間はとっても貴重で、仕事が一番進む時間帯でもあるんだけれど、一番文章が進みやすい時でもあって。もちろんうまく進まない時もあるんだけれど、それでも夜よりは進む。つまりは何に優先度を置くかという話にも繋がるとは思うんだけれど、その一番上に「文章」を置いた生活を今している。
もちろん、文章を書くのが一番好きだし大切というのもあるんだけれど、スタートに文章を置くことで1日の流れがずいぶんと澄んでくる。別に頭の整理をしているとかでもないんだけれど、文章を書くという行為が広がりを持つ行為だからかな。パソコンでいろいろ仕事をしていると、どうしても目の前のディスプレイの世界に囲い込まれちゃって、気づけば存在しない何かに囚われてしまったりするのさ。それが文章を書くことで、健全に世界を捉えることができる。この世界は広がっていて、知らんぷりして動いている。その中で人間社会なんてどこまでいってもマッチポンプでさ。
そのマッチポンプを世界だと思い違えないように、あくまで誰かに「嬉しい」を届けるためのマッチポンプであるということを、文章を書くことで捉えることができる。気がする。まぁ僕に取ってそれが執筆であり、他のみんなにとっては別の何かかもしれないけれどね。