ニッコニコで
僕は長野に住んでいるんだけれど、お仕事でなんだかんだ東京に行くことがあってさ。月に1回か、多いときは3回くらい行く。軽トラを買ってからは自分で高速を運転してね。3時間くらいかかるんだけれど、まぁこれが案外そこまで大変じゃないんだよね。あんま比べることでもないけれど、「割と過酷なゲームを5時間とかぶっつづけでやったりするしな」みたいな感覚で、3時間運転って全然許容できてしまう。
とはいえ、行きは大抵前乗りしている。代替お仕事でいくからさ、始業時間までに着かなきゃ、ってなると朝6時とかに起きなきゃいけないでしょう。それはつらいなぁというのでね。最近は山梨の石和温泉郷あたりに前乗りするのがちょうど良いあんばいでね。何度か訪れては旅館を吟味して、おおよそ「ココは安定して良い体験ができるぞ」というのも見つかってさ。
今泊まっているところは旅館自体ももちろんいいんだけれど、フロントの方の対応がむちゃくちゃ良くてね。いや他のところも良いんだけれど、今泊まっているところはもう、ニッコニコの笑顔で、なんか嬉しそうに接客してくれるのよ。サービスが価値を持つってこういうところだよなあーなんてことを思う。何人かおられるけどみんな気持ち良い接客だから、教育が本当に徹底しているんだろうなあ。おじいちゃんのフロントの時なんか「この人の孫になりたい!」とか思っちゃうくらいだものね。
まぁ土地柄、東京とかのビジネスホテルの接客と違うのは当たり前だけれど、こういうところの旅館の接客って独特な気がするね。素敵という言葉がすごく似合う。