根っこのところは全肯定
いきものがかりの水野さんが何かのインタビューで「今まで色んな間違いを繰り返してきたけど、でもそれも含めて自分自身は全肯定している」というようなことを言っていた。僕もおんなじだと思って記憶に残っている。
僕は自信の無さと自信満々なところが混在している人間だ。常に「自分は足りていない」「まだまだやらなきゃ」と思っているけれど、それも含めて今まで生きてきたすべての選択において「その生き様は正しい」という肯定をしている。いろんなツラいこともあったし、過ちなんて毎日繰り返してる。「あぁアレやめときゃよかった」「アレ、もっとやっときゃよかった」なんてことだらけ。でも、それも含めて生きてきた道に対しては「それでいいんだ」という肯定をしてる。
これは他者に対してもそうで。例えば仕事でも友人付き合いでも、「それはいけないよね」「それは僕はいやだなぁ」と思うし伝えることもある方だけれど、人間として見れば肯定してる。「全然良いんじゃない?」って。そのかわり僕が「いけないよね」と伝える選択肢も肯定している。このバランスが成り立つ限り、生き様を否定することはない。
絶対的に許されないことなんてないんだから。どれだけ酷い大虐殺が行われていようとも、太陽は46憶年間、地球を照らし続けてきたんだから。