イオリンの手紙

瓶詰めの紙切れ

旅の準備をする旅

明日から少し旅に出る。尾瀬という国立公園にある長蔵小屋という場所へ。実際に尾瀬には火曜日〜木曜日までなんだけれど、僕が住んでいる場所から集合場所まで5時間以上かかるから、明日、近くの場所に前乗りをする。それも含めて長い旅。今日はその準備をしている。小さなツアー旅行で、「しおり」が届いたからそれを見ながら準備。ちゃんと作り込まれた「しおり」で、とても丁寧な仕事でちょっと感動しながら。 尾瀬は高原で山道のような道をひたすらに歩く。そして山小屋に2泊するから、山装備は結構そろえないといけない。以前は富士登山をしたこともあるし、キャンプ用などである程度の装備はあるけれど、不足しているものや、長らく使っていなくてガタがきているモノがあるだろうから、そういうものを点検しながら、足りないものをこの後買いに行く。 買いに行くといっても、現時点で「この辺りで山装備を売っている場所はどこだ?」から調べる。あるのかも知らない。これがまた良いよね。そこからすでに旅だもんね。最悪、明日の前乗り道中のどこかで仕入れようかとか、そんなことを考えている。もちろん、ナメた装備をするのは危険で迷惑で失礼だから入念に準備するけど、その過程は手探りで楽しみたいね。旅とはそういうものさ。 ちなみに尾瀬には電波がない。山小屋にはあるらしいけれど、もちろんそんなところにパソコンなんて持っていかない。だから仕事で何か起きないかなあという一抹の不安はあるけれど、それを物理的にブッチ切るためにも、この旅をしっかりと味わうぞ、と思っている。
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