いつまでも怖い
こないだ、持っている軽トラの1年点検があった。気付いたら車を持ち始めて1年が経ったようだ。まぁ1年間で東京のネズミ取りに引っかかったりなんだったりとあったけれど、五体満足で1年を迎えられたのはいいことだ。
ある程度、運転それ自体には慣れたけれど、公道を走るということは未だに怖いなぁ。やっぱり、ただ足に少し力を入れるだけで鉄の塊が推進していく、というのは、「過ぎたる力だ」という感覚がある。実際そうだよ。自転車くらいが関の山で、ガソリンや電気をぶん回して得る推進力なんてのは、"他力"でしかないよな。
もちろん、それで助かることは山ほどあるけれども、「過ぎたる力だ」という意識に変わりはない。その中でも、「スクワット1回分」くらいの筋力で、他者を破壊できるほどの破壊力を秒で生み出すんだから、そりゃあ怖いよ。
運転免許を持って、車を運転するようになってからのほうが、この怖さをより強く実感する。運転したことがない段階では、もっと運転って面倒だと思っていたから。「こんなに軽いのかよ」「マリオカートじゃないんだから」と自動車教習所で驚いた記憶があるよ。
僕はこういう感覚がいつまでも消えない。長野で暮らして見る山は、多少は薄れど今でも「うっひゃあ」って思う。