回復速度×ツラさ耐性
僕は体力はあるほうなんだけれど、それでもここ最近は体力が落ちたなあと感じることが多い。齢36にもなればそりゃあ体力も落ちるもんだろうけど、やっぱりちょっと落ち込んじゃう。「昔はこんなことで息切れなんてしなかったのになあ」なんて思うことも多い。
一方で、同年代からすると体力があるほうだとも思う。毎日1時間以上は歩いているというのもあるし、身躯に恵まれているほうだとも思う。でも、それ以上に僕は「体力の回復がはやい」と「ツラさに耐性がある」という部分が、おそらく他者より秀でているのだと思う。
体力の上限は多分、普通なんだ。でも、疲れ切ってから体力を回復するまでの効率が良いという実感はある。昔、健康診断で「肺が大きい」と言われたこともあるし、代謝というか心拍が上がるのが早いから、血液が効率良く酸素を運んでくれるんだと思う。体感からの想像だけどな。
もう一つの「ツラさ耐性」について。僕は肉体的疲労感に対して「生きてる感」を強く感じて、それでちょっとハイになるところがある。おそらく他の皆さんが体力の残り30%くらいでキツくなるところを、僕は残り15%くらいまでは「まだイケる!生きてる!」ってテンションになれる。そういう違いはあるんじゃないかなあ。
この間、尾瀬に行った時も、山道を歩いていた時はそりゃあ疲れたタイミングはあったんだけどさ。立ち止まってちょっと休憩したら、またぐんぐん歩き出せていた。それに「疲れるなぁ、うははは」って謎にテンションあがっていた。
昔はスポーツというものがあまり好きじゃなかったけれど、あの時、真面目に向き合っていたら、何かしがにはなっていたんじゃないかなあ、と夢のある空想をたまにする。