イオリンの手紙

瓶詰めの紙切れ

「なんか良いねぇ」はやっぱ良いねぇ

僕はちょっと前から「狩猟免許を取ろう」ということを企んでいる。企みながらも、なかなか時間が作れずに「今度こそ・・・」と思ってはいるのだけれど。次の2月ごろの試験はいよいよ受けたいなと思う。 さて、そういうハナシを仕事場とかですると、存外、色んな人からのウケが良い。「えっ、いいじゃん!」というハナシになって、気付いたら知らないところで広まったりなんかして、全然話したことない人から「イオリンさん、ハンターになるんだって?」みたいなことを話しかけられたりして。 人によっては「自然っていいよね」「熊のお肉って美味しいらしいよ」とか刺さるポイントは違うのだけれど、色んな人が「なんかいいじゃん」と思うということは、いよいよやったほうがいいのだろうな、と思う。何より僕自身が「いいよねぇ」と思うわけだし。 今日も「熊とかみんなで食べたらおもろいじゃんね」みたいなハナシをしてくれた方がいて。何が良いのかわからないけどなんかいいじゃん、と。おもろいやん、と。僕もそれを受けて、現実離れはしているけれど、そうやって僕が熊か何かを狩って、それをみんながナベ囲んだりしておしゃべりしたり、っていうのは、なんかいいなあと思う。 わかんないけれど、それこそチームとか組織とか仲間とか、そういう実在しない概念が生まれるのは、説明にならない「なんか良いねえ」な気もする。存在もしないから説明もできない、といったもの。
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