これって意外と専門的
未熟ながらも、この齢になって見えてくるモノというのはあって。幼い頃にオジサンオバサンたちが言っていた諌言というか勧告というか、それらはなにやら当たっていたのだなと思わなくもない。
お仕事でよく「計画」のハナシをする。僕にとって何かの計画を立てるというのは当たり前のようにできることなのだけれど、それがどうしてもほとんど周りと合わない。
が、一方でいわゆる大学で工学を学んだ人たちの間ではすんなり通ることが多く、「なんでこんな当たり前のことが通じないんだろう」と苦慮していたのだけれど。この間友人と話していて、「計画とは、工学なのではないか」という仮説を持った。
思えば、プロジェクト・企画におけるプランニングについては、基本情報技術者試験(というのは区分がまた変わるんだっけ?)の出題範囲だ。アローダイアグラムなどと呼ばれている。ややこしい専門用語に囲われているが要点は簡単だし、大学時代に習った時はみんな、「はは、何を当たり前のことを」「旧い時代の知識だ」といった扱いだった。
が、こうやって僕らが当たり前だろ、と思っていることは、実は専門的分野であった、ということは往々にしてある。「コンセプト」「ペルソナ」「ユーザーストーリー」など、どれも言葉ばかりが市民権を得ていても、実際にその本質をとらえているケースはほとんど見たことがない。
さてもそういう場ではどうすべきか。きっとあの頃のオジサンオバサンたちが苦慮した問題に、僕も立っているのかもしれない。いや、どうかな。