関係性の先に人がいる世界
僕は自他共に認める独り大好き人間だ。でも、きっとそれは人付き合いのスタイルが孤立しているからだと思う。だからたまに僕と同じスタイルの方がいたら、それは良い関係性を築くことができる。奇妙にも必然にも思えるが、そういった方々は僕に近しい孤独愛を持っている。
その人付き合いのスタイルとは、簡単に言えば人ではなくて関係性のほうと向き合うスタイルだ。その人そのものではなくって、誰かとの関係性とそれが生む空気感が好きであり、だからこそ、その相手が好きである、という順番で人付き合いをする。
だから僕は誰かのことを友人だとか仲間だとか恋人だとか同僚だとか、そういう風に表現するのは苦手だ。それらは勝手に固着したラベリングであり、実際は関係性のほうを見ている。この人が友だちでも恋人でも同僚でも関係なくて、ただこの人と酒を飲むとイイカンジだよね、だから君と飲みにいくんだよ、と。
だから、「人」のほうを先に見る方々からすると、僕は薄情だと思われやすい。関係性のほうを見るから、「今ちょっとイイカンジになれないね」となった場合には疎遠になっちゃうし、それを僕は平然と受け止めちゃうから、場合によっては梯子はずしたように見えるのでしょう。
とはいえ、昔はそうでもなかったけどね。だからこそ拗らせちゃうことも多かった。でも「人じゃなくて関係性なんだ」って思うと、だいぶスーッと流れるようになった。