ミリタリー的かスポーツ的か
たまに「チームを大きくしようね」みたいな話を受けるのだけれど、個人的には「本当にそうかな?」といつも懐疑的に受け止めている。多分、言う側は「馬力が足りない」みたいな問題意識があるからそれを言い、僕は人を単に増やすだけでは馬力はあがらない、と思っているからだと思う。
僕は仕事する際のチームをサッカーやバスケのようなスポーツ的チームだとして捉えている。チームの各々にはポジションがあって、そこが上手く機能したり、ポジション同士が化学反応を起こしたりするものだと思っている。
一方で、そうではなく、言葉を選ばずに言えば「軍事」言い換えればミリタリーだと受け止めているような分野もあるようだ。つまり、チームを選手の集まりではなく兵員の集まりだと捉える方程式だ。「信長の野望」的に、「兵数が300人いれば、100人の城を落とせるだろう」という考え方だ。そこに役割はあれど、個々人レベルではないし、逆に各人ごとの凹凸に影響されない戦略に価値を見出す、という考え方だ。
もちろん、そのやり方が功を奏する部分というのは多大にあるから否定したいわけじゃない。でも僕はミリタリー的やり方にあんまり魅力を感じないし、自分がソレに向いているとも思えない。どうしても、ひとりひとりに目が向いちゃうし、その上で「じゃあ僕がミッドフィルダーやるから、君、フォワードで点取ってきてよ」みたいな会話をひとりひとりとしたい。
まぁ単純化したけれど、ミリタリーの世界でもスポーツ的な側面が多分にあるとも思うけれどね。あと普通に「今、どう考えてもフォワードが足らんな」ってケースもあるし、「控えの選手持っときたいな」みたいな部分もある。ただ大枠として「人が足りない」ではないよなと思うことが多い、というハナシでした。