年老いて
友人宅のホームパーティにお誘いいただいた。僕はこのパーティと、そこに集まる人たちの空間が好きだ。集まる人間の年代のせいだろうか。平成初期の空気感が流れる。その友人宅があまりに自由なのもあり、好き勝手お酒を飲んだり、禁煙している人がちょっとタバコをいただいていたり。それはノスタルジックなんだろうな。
感覚としては、たき火にあたるようなものだ。僕の普段の生活には全く無いし、そこが住み処というわけでもないのだけれど、ちょっと近づいて温まってほっこりして、そして火が消えるにしたがって僕も去る。そんな感覚だ。
こういう感覚になるってことは、まあ僕もしっかり年老いているんだろう。昔だったら絶対近寄らなかっただろう空間だ。特に昔はタバコなんて吸っている友人がいたら怒っていたんだから、昔ながらの友人がこれを読んだら驚くだろう。まあ、年老いたんだよ。
タバコに関しては文化的側面において興味を持っている。ただ吸うのはどうかな、と思うし中毒に呑まれるだけってのはアレだけど、喫茶でタバコを吸いながら話したり書いたりして積まれた文化もある。男女関係なく、艶のある吸い方をしているのを見るのはむしろ好きだ。
そういえば前日に東京の夜を友人と歩いていたら、喫煙所にたまたまソイツの友人のオジサンがいて、お酒を一杯おごっていただいた。そういうのが嗜めてそのオジサンとも笑って会話できるのも、まあ年老いたんだな。