イオリンの手紙

瓶詰めの紙切れ

DiaBrowserとGoogle

僕はMacで「Dia」というブラウザーを使っている。それはかなりAIと密接に結びついたWebブラウザーのだけれど、そのブラウザーが「Proプランを終了する」というアナウンスを出した。まあ、今の時代に「上限なしでAI使い放題」がたったの月額20ドルだったのは、異常だったから何も文句はない。 とはいえ、このDiaブラウザーも大変だろうなと思う。彼らが提供している機能は、後追いながらGoogleのGeminiなども提供しようとしているからだ。Google ChromeにAIと対話しながらWebブラウジングする、という機能があるが、あれの形式はDiaが提供していたものとかなり似ている。サイドパネル方式はまぁ妥当なアイデアとはいえ。 このあたり、僕がGoogleを好きじゃない理由が出ているが、Googleはまぁこうして、後追いで、どこかで見た機能を被せていって市場を取ってくる。それ自体は法が許されているならいいとはいえ、基本的には劣化機能だ。それを、Google ChromeとかGoogle Driveのような、すでに市場を勝ち取っているサービスに載せることでユーザを獲得し、「正解」にしてしまう。YouTubeにショート動画を載せたように。 一方で、それらは「劣化」なのだ。GeminiのチャットUIも、Geminiならではの切り口はない。ChatGPTの機能削減バージョンと言ってもいいくらいだ。 模倣はクリエイティブの祖だから別にそれ自体はいいのだけれど、Googleのような「正解を作れてしまう側」は、模倣だけではなく、「さらにイイモン作って提供するんだぞ」という気概が欲しい。せっかく世の中のマス側に作用できる力があるのに。 そんなこんなで、DiaBrowserにはもっと頑張ってほしいな。実際、むっちゃ使いやすいもの。
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