ライフの話
僕が入院している部屋は4人部屋だった。僕以外の3人は皆ご老体で、食事などもままならないような方もいた。カーテンで区切られているとはいえ、そういう方々に囲まれて過ごしていると否応でも人生とやらについて考えてしまう。
言葉にするのは少々憚られるが、老後をこういった病室で過ごすのは、とてもツラいものがあるだろう。身体も動かせないし、自分の世話もできないってんじゃツラい。
僕の父親は最後まで入院を拒んでいた。大変な状態になっても「家で生活すること」にこだわっていた。それも自分で歩こうとしていたそうだ。相当につらいはずだ。でも、今はその気持ちがちょっとわかる。病室暮らしはつらいし、歩きたい。
ただ、一方で僕は、もちろん100点とはいかないまでも、自分の身体にはかなり気を遣っているはずなんだ。食事も睡眠も運動もそこそこ頑張っているんだけれど、それでもこうやって入院生活になっている。「どうせーっちゅうねん」という気持ちがなくはないが、どうにかしたい。
僕の友人も言っていたが、僕は基礎部分はむちゃくちゃ健康で体力もかなりあるなのに、疾患に対して身体が弱い。ここは本当、専門家の意見を聞きたいものだけれど、はてさてその「専門家」ってやつはどこにいるのだろう。