易い勝負
久方振りにいつもの散歩コースを歩いた。山がよく見える川沿いの道だ。真夏の炎天下の中を歩くのはなかなかに過酷な部分もあるが、だからこそ生を実感できる。倒れてはいけないので、帽子を被り、お茶とタオルを手に持って歩く。
まあ年々と暑くなってきているのだろう。今朝は気温が100F°の予報が出ていた。100の大台は記憶にないから驚いた。こうやって環境が過酷になると、歩くこと、生きることさえもままならなくなる。
こういった中で「生活」をしていると、まあ普段の仕事なんて全然大したことはないんだなと思えてくる。キャンプとかしてる時も思うのだけれど、過酷な環境の中歩くだとか、テントを建てるだとか、焼肉を良い頃合いに焼くだとかいったことに比べると、パソコンカタカタ叩いていることなんてヌルゲーだ。
まあいかに「ヌルゲー」を維持したまま成果を出すかというのが「攻略」だから、ヌルゲーであることは悪いことでは全然ないのだけれど。ただどれだけ失敗してもおおよそ、死にはしないし、一秒一刻を争うようなこともほとんどない。炎天下の散歩なんて「判断を間違えれば30分〜1時間後には致命になる」というリスクがあるんだから、それに比べれば易い勝負だ。
ただ、「自分を曲げる」みたいなことは自分の尊厳を殺し得るから、そういう意味では存外命を賭けていることもあるのだけれどね。