日本らしい気候
昨日は突然の雷雨が襲ってきた。いきなりドカッと降り始めたり、豪雷の音が飛び込んできたり。これを見て「日本の夏らしいな」と思った。不思議なもので、東京にいた時に味わった昨今のゲリラ豪雨については「なんだここは、ベトナムか?」みたいな感覚があり、日本らしさは感じなかった。その違いはなんだろう。
日本がベトナムあたりのような、いわゆる熱帯雨林気候のようになりつつある、みたいな気候変動の報せはあるので、ゲリラ豪雨やうだるような湿気にベトナムを感じるのも宜なるかなと思うが、一方で「ゲリラ豪雨」という言葉は幼少の頃からあったように思う。なんだったら「にわか雨」「驟雨」という古めかしい言葉がある。まあ驟雨自体は中国にもある言葉だけれど。
まあ要するに「急な豪雷雨」それ自体は変わらないわけだ。とすると「日本の夏らしさ」と「ベトナムらしさ」とを分けるのは、まあやっぱり風土だろう。僕が昨日の驟雨に日本らしさを感じたのは、その気候だけでなく、「朝、遠方に見事な積乱雲が見えたこと」や「日本アルプスが雲に包まれている様」などを見て感じたのだ。東京ではそういう舞台が整っていないので、感じなかったんだろう。
余談も余談だが、「アサシンクリード」というゲームシリーズでは様々な現実の舞台をオープンワールドとして歩き回れる。戦国時代の日本を描いた「シャドウズ」と、大海賊時代のカリブ海を描いた「ブラックフラッグ」とでは、同じ夏らしい気候でも全く感じれる風土が違って面白い。何が日本たらしめるか。「山」は大きいだろうな。